彩文偶像杯(sold)

彩文偶像杯(紀元前2000年紀 アナトリア-北メソポタミア) 材質: テラコッタ 寸法: 高さ 6 幅 8cm 19個の鳥形の偶像が取り付けられた盃。青銅器時代のレバント(アナトリア、メソポタミアを一部含む、地中海東岸地域の歴史的名称)では豊穣多産や家族を象徴するような複数の顔・体を持つ偶像類が見つかっています。 実際に液体を入れるには実用的な形状ではないので(偶像の鼻から伝ってうまく注げるのかも知れませんが未確認)、日常ではなく祭祀用の器と考えられそうです。頭の一つが折れて接着修復してありますが、あまり目立たない程度です。彩色も残っています。 

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キュルテペ型偶像(sold)

キュルテペ型偶像(紀元前2300-2000年 アナトリア-北メソポタミア) 材質: 玄武岩 寸法: 高さ 27 幅 12.5cm 同じく青銅器時代アナトリアの幾何学偶像の一つ。 矢印形の2つの偶像を持つ円盤状偶像は、古代都市キュルテペ(トルコの中心に位置)で発掘されています。カッパドキアンアイドル(石黒コレクション『古く美しきもの』参照)と言われるキュルテペ型偶像自体とても希少ですが、本品はそこからさらに首と頭がついているタイプ。 中の二つの偶像は母と子あるいは妊娠を連想させると同時に、全体像が男性器を象徴していることから、2つの睾丸であり、矢印もやはり男性器であるとも考えられます。強調された男性器、妊娠、両性具有が複雑に組み込まれた表現は、豊穣を司る偶像としての説得力があります。 アナトリアの石偶類がメソポタミア由来の可能性があることを先ほどのトロイ型偶像で触れましたが、キュルテペにはアッシリア帝国の商業植民地がありました。本品が発掘されたのはイラクと言われていて、その関連性を裏付けています。眼の表現は、メソポタミアの「眼の偶像」の影響を受けているのでは、という解釈もあるようです。

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トロイ型偶像(sold)

トロイ型偶像(紀元前3300-3000年 アナトリア) 材質: 大理石 寸法: 高さ 7 cm 鉄器時代-青銅器時代初期アナトリアの幾何学偶像の一つ。ヴァイオリンのような形状をしています。 神話で有名なトロイから発掘されることからトロイ型と呼ばれていますが、他の型に比べて極端に数が少ないことから、比較的よく出現するクスラ型(アナトリア西部内陸)の変形ではないかと言われています。

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キリヤ型偶像(sold)

キリヤ型偶像(紀元前3300-3000年 アナトリア) 材質: 大理石 寸法: (左)高さ 3.5 幅 3.6cm(sold)   (右)高さ 2.2 幅 2.9cm(sold) 鉄器-青銅器時代初期アナトリアの幾何学偶像の一つ。大きな球根状の頭と扁平な胴体、翼のような手が特徴。彫刻によって目が表現されているものは大変希少です。 胴体を直立させると顔が空を見上げるような角度になることから「スターゲイザー」と呼ばれていますが、脚が自立する形状ではないので、横に寝かされていたのではないかと考えられています。 イスタンブール南西の古代都市キリヤにて出土していますが、北メソポタミア地方付近から交易によってもたらされたという説があります。

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眼の偶像(sold)

眼の偶像(紀元前3300-3000年 北メソポタミア) 材質: 片岩 寸法: (左)高さ 10.3 cm (右)高さ 11.5 cm 釣鐘型の偶像。目が異常に強調されていることから眼の偶像と呼ばれています。大きく開いた眼が異界を覗き見ているようです。 眼の偶像に限らず、紀元前3000年頃の古代メソポタミアでは大きな眼をした人物像などが多く発見されています。大きな眼は叡智の器と考えられていたようです。 右側の細い偶像は、長い首と胴体のくびれから、女性を表していると考えられそうです。首の破損を修復してあります。左側の像は修復なし。 価格:(左)sold (右)sold

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偶像(sold)

偶像(紀元前1500-1000年 東メソポタミア) 材質: 片岩(?) 寸法: 高さ 7 幅 3cm 1対のハゲワシのような鳥の頭がついた偶像。胴体部分は縞模様と丸い形になっています。何の目的で作られたのか想像するのは難しいです。護符かもしれませんが、首の部分が折れており、意図的に破壊した可能性があるのは偶像により顕著な特徴とも言えます。 対になった鳥は、地域的に近いイランのルリスタンでも使われたモチーフなので、関連性があるのかもしれません。 

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柱形偶像(sold)

柱形偶像(紀元前3000年紀 バクトリア) 材質: 石灰岩 寸法: 高さ 25.5 幅 12cm 上面と底に浅い溝が刻まれた、緩やかなくびれのある柱状偶像。このような石像は古代バクトリア、カスピ海、アフガニスタンに及ぶ地域で発見されています。球や円盤などの形もありますが、共通するのは正確な円形と彫り込まれた溝。女性器か男性器、あるいはその両方を表していそうですが、正確な意味は解明されていないようです。 製造にはかなりの時間を要したであろうことから、宗教儀式に重要な役割を果たしていたのではないかと考えられます。 表面は経年により荒れていますが、均整のとれた形状。大型で存在感があります。 

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地母神頭部(sold)

地母神頭部(紀元前5000年紀 バルカン半島) 材質: テラコッタ 寸法: 高さ 6.4 幅 3.8cm 新石器時代後期の幾何学的な地母神。扁平な額から伸びる鼻筋だけで表現された顔は、左右非対称になっており、調和から意図的に外されています。人間性を奪うことによって人間と異なる存在が表現されているようです。 長い首の下に続く胴体は、大きなお尻から足が地面に吸い込まれるような線で表現されていたようです。キュビズムから影響を受けた現代アートと言われれば信じてしまうかも知れません。

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