キリヤ型偶像(紀元前3300-3000年 アナトリア)
材質: 大理石
寸法: (左)高さ 3.5 幅 3.6cm(sold)
(右)高さ 2.2 幅 2.9cm(sold)
鉄器-青銅器時代初期アナトリアの幾何学偶像の一つ。大きな球根状の頭と扁平な胴体、翼のような手が特徴。彫刻によって目が表現されているものは大変希少です。
胴体を直立させると顔が空を見上げるような角度になることから「スターゲイザー」と呼ばれていますが、脚が自立する形状ではないので、横に寝かされていたのではないかと考えられています。
イスタンブール南西の古代都市キリヤにて出土していますが、北メソポタミア地方付近から交易によってもたらされたという説があります。