アンク護符

アンク護符(紀元前664-332年 エジプト) ご注文・お問合せはこちら 材質: ファイアンス 寸法: 高さ 11 cm アンクは「生命」を意味するヒエログリフで、神殿の壁面や棺、副葬品によく描かれています。王名にもしばしば使われます。例えば、𓇋𓏠𓈖𓏏𓅱𓏏𓋹トゥト・アンク・アムン(通称ツタンカーメンは日本でしか通用しない和製エジプト語)。護符としてのアンクは意外に少なく、本品は大きさもあることから、奉納物として作られたものかも知れません。3つの破片から修復してあります。状態はあまり良くありませんが、希少品です。 価格: 55,000 円(税込)

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コプト裂(sold)

コプト裂(5-6世紀 エジプト) 材質: 布 寸法: 高さ 38 幅 35cm 額50 x 50 cm ローマ風の衣服をまとった人物が描かれた織物。狩りや沐浴のシーンと思われます。角で2枚が繋がっているのが興味深い点で、2枚合わせて使うものだったようです。 参考写真:エルミタージュ美術館のカタログより

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象嵌用王像顔面 (sold)

象嵌用王像顔面(紀元前664-30年 エジプト末期王朝–プトレマイオス朝) 材質: ラピスラズリ 寸法: 高さ 2 cm 額15.5 x 15.5 cm 王像顔面の象嵌は紀元前1500年ほどから石やガラスで作られていました。家具に象嵌されていたという説がありますが、実際にはめ込まれているものは見たことがありません。カツラ部分はおそらく金で作られていたのではと想像します。 ラピスラズリは黄鉄鉱を含むため、夜空に輝く星のように見えることから、古代エジプトで高級な装飾品に使われました。エジプトでは産出せず、アフガニスタン(当時のペルシア)からの輸入に頼っていたようです。 台座だと全く映えなかったので、背景に金箔を使って額装しました。参考画像:石黒コレクション(紀元前14世紀)

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ウシャブティ

ご注文・お問合せはこちら ウシャブティ(紀元前664-30年 エジプト末期王朝ープトレマイオス朝) 材質: ファイアンス 寸法: 高さ 10 cm 水色ファイアンスのウシャブティ。胴体には4段のヒエログリフが描かれています。ヘカ杖と穀竿を持った手の表面が少し削れて釉薬が剥がれています。 価格: 99,000 円(税込)

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ウジャト・心臓護符(sold)

護符(紀元前 730-332年 エジプト末期王朝) 材質: ファイアンス、石 サイズ:ウジャト護符 1.5 x 2.7cm、心臓護符 2.5 x 1.5cm  額18 x 18cm アイコン – 物事を簡単な絵柄で記号化して表現するもの。エジプト護符はまさにアイコニックではないでしょうか。それを引き立たせるには額装だと思い至り、試作してみました。 ◾️聖眼ウジャト護符(左) 父オシリス神の仇であるセト神との戦いで目を失ったホルス神がトート神の力により再び眼を得たことに由来し、治癒や完全を意味します。ペンダント、指輪、腕輪、ビーズ、護符、棺、などあらゆる所に使われました。 ◾️心臓護符(右) 心臓(イブ)はエジプト人の人格と記憶が宿る魂の座と考えられていました。死者の書によると、死後人は冥界に入るためにオシリス神による最後の審判を受けます。ミイラ化において他の内臓がカノープス(4つの壺)に収められたのに対し、審判を受ける心臓は体内に残されました。審判の際、心臓はアヌビス神が測る天秤の上に置かれ、もう一方にはマアト神の羽根が置かれました。心臓は羽根より軽くなくてはならならず、重かった場合には怪物に食い殺され、二度目の来世なき死を迎えると恐れられていました。 本品は着用するための孔が開いておらず、ミイラの上に置かれたものと考えられます。片方の突起が欠けています。

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狼形把手(sold)

狼形把手(紀元前2-2世紀 エジプト/パルティア/ローマ) 材質: 骨、青銅 サイズ: 幅 11.5cm 狼の骨彫。動物の角の可能性もありそうです。固定するための2本のピンと、口元に青銅製の環が残っていることから短刀の把手と考えられます。 ローマ支配下のエジプト、パルティアで同様の骨製把手が見つかっています。状態の良い骨彫自体稀少ですが、狼の例はほとんどないと思われます。

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