アリュバロス(sold)

アリュバロス(紀元前7-6世紀 ギリシア) 材質: テラコッタ サイズ: 高さ 8.5 幅 8.5cm 香油を入れるための小型壺。競技者はストリギルを用いて香油を身体にすり込み、美しい裸体で競技に臨みました。 コリントス製で、釉薬による黒色と赤褐色の下地に線刻でスフィンクスとパルメット模様が描かれています。口縁部の小さなカケを埋めて補修してありますが(スフィンクスの頭の上)、完全にスフィンクスの図像が残っている例は極稀なので許容せざるを得ませんでした。写真では図像全体が伝わらないので動画を添付します。

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ストリギル(sold)

ストリギル / ストレンギス(1-2世紀 ローマ) 材質: 銀 サイズ: 渡り 25 cm アスリートの体に付着した砂や垢を掻き落とすヘラ。香油壜(アリュバロス)とともに、競技者の清潔を保つために必要不可欠な道具でした。競技者だけでなく、浴場で女性にも使われていたようです。 道具といえどこの曲線を見ると、さすがはギリシア人が考案したものと感心します。全裸の男がストリギルだけを持って立つ姿は人の心を捉えたことでしょう。大きな彫像(優勝者を写したもの)やギリシア陶器にその様子が遺されています。石棺にもストリギル模様が使われるほど、アスリートを象徴する道具でした。 海上がりのため礁が付着しています。点描によって把手に蔦の葉、鉤爪部分に植物紋が描かれています。ストリギルの中でも素材・形状・装飾・コンディション、全てにおいて稀なアイテムです。 黄味がかっているので青銅なのではと思いましたが、銀が海水で変質したものということでしたので、専門家の鑑定を尊重します。確かに他の青銅の例とはかなり印象が異なります。 

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赤像式陶器片(sold)

赤像式陶器片(紀元前490-470年 ギリシア) 材質: テラコッタ サイズ: 高さ 17 幅 13cm アッティカで制作させたキリクス(酒杯)の欠片。槍を持った裸のアスリートが描かれています。他にはもう一人の人物の肘が残るのみですが、5種競技(円盤投げ、槍投げ、幅跳び、スタディオン走、レスリング)が描かれていたのかも知れません。 二重円に足が接し、槍で体を支えているようにも見えます。円を地面や壁として見立てる手法は、「パトロクロスに包帯を巻くアキレウス」などの名作にも残されています。

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アスリート像(sold)

アスリート像(1-3世紀 ローマ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 12 cm おそらく競技会で勝利した人物のために作られたもの。少し後ろにのけぞって低い位置で腕を広げ挑発するようなポーズをとっています。尖ったお尻も特徴的。ほぼ線のみで描かれた表情は明らかに微笑んでおり、勝利を達成した喜びを表しているのでしょう。 コントラポストがとられ、ギリシア期の小像を模しているものの、自然な肉体表現を目指さず、嗜好品として幾分大げさな表現を用いる事の多かったローマ彫像の特徴が伺えます。微笑みから伝わってくる幸福感がなんともユーモラスな像です。にっこり。 価格: 165,000円(税込)

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山羊形装飾(sold)

山羊形装飾(紀元前5-4世紀 黒海沿岸) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 4 幅 3cm 馬の鼻筋に装着されていた飾り。大きな眼に対して極端に細い首なのが特徴的です。山羊も角を持つ動物ですが、鹿のように角を強調して表現されている例は見られず、断崖を移動する身軽さを特長として捉えていたのかも知れません。 

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鹿形馬銜留具・額装飾(sold)

鹿形馬銜留具・額装飾(紀元前4世紀頃 黒海沿岸) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 7.5 幅 6.3 長さ 9cm(馬銜留具)     高さ 15.6 幅 5cm (額装飾) 透かし彫りと線刻で鹿が意匠された、スキタイバロック様式の馬銜留具と額装飾の一式。1頭の馬に装着されていたオリジナルの組み合わせです。 馬銜留具では4つに分岐した角がそれぞれ先端で3つに分岐しています。中央の分岐点には鱗模様が描かれています。耳の先端は角と同じような弧を描いて角と同化しています。 額装飾は逆S字型の体で立ち上がる鹿が描かれています。2箇所折れ曲がったような皺がありますが、現代ではなく当時の修繕と思われます。戦闘の際に打撃で折れ曲がったものを直したのかも知れません。

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動物形装飾(sold)

動物形装飾(紀元前5-4世紀 黒海沿岸) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 7.7 幅 2cm 線対称で上下に紐通すようになっていることから額~眉間に装着されていた飾りと考えられるます。 縦にすると1つ目のウサギのようで、横にすると嘴の長い鳥のようにも見えます。角度を変えると他の動物意匠が見える様式はありますが、本品は今までに図録でも見たことがない例です。 

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