アリュバロス(紀元前7-6世紀 ギリシア)
材質: テラコッタ
サイズ: 高さ 8.5 幅 8.5cm
香油を入れるための小型壺。競技者はストリギルを用いて香油を身体にすり込み、美しい裸体で競技に臨みました。
コリントス製で、釉薬による黒色と赤褐色の下地に線刻でスフィンクスとパルメット模様が描かれています。口縁部の小さなカケを埋めて補修してありますが(スフィンクスの頭の上)、完全にスフィンクスの図像が残っている例は極稀なので許容せざるを得ませんでした。写真では図像全体が伝わらないので動画を添付します。


