胸飾(sold)

胸飾(紀元前9-前8世紀 ギリシア) 素材: 青銅 サイズ: 高さ 10.8 幅 23.5cm ギリシア幾何学様式時代の胸飾り。呪術的な役割を持つと思われる同心円模様が星座のようにいくつかのグループで描かれた幅広の本体部は、2本の曲線によって両脇で鋭い先端に連続しています。女性の子宮のような形状をしていることは、ヒポクラテスが科学としての医学を発展させるよりも300年ほど前にすでにギリシア人が解剖学に関心を持っていた可能性を示しています。

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ヘルメース/メルクリウス (sold)

ヘルメース/メルクリウス(1-3世紀 ローマ)※ご売約済 素材: 青銅 サイズ: 高さ 6.4 cm 現代日本人が最も多く使う形容詞は「かわいい」である。 かわいいが溢れかえった世の中にあって、かわいいは擦り切れ、消費され、もはやかわいいは疲れている。 古代の地母神などの造形には現代にない愛嬌があってかわいいとも思うが、模倣でなく土の中から生まれたような未知の姿を見ると私にはむしろ凄みの方が伝わってくる。 ローマ人はギリシアの超写実的な美に憧れたが、それを実現できるものは少なかった。そこに遠く及ばない下手な作がご愛嬌に見えることがよくある一方で、ギリシア模倣のムーブメントから明らかに違う道に進んだものがある。そこには目指されたゆるさ、かわいさがあるような気がする。 カドゥケウス(杖)と財布を持ったメルクリウス(ヘルメース)。神々の伝令、旅、商などを司る多面的な性格を持つ。もともとの起源は豊穣多産の神であったため、しばしば男根と共に表現される。

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馬形玩具 (sold)

馬形玩具(紀元前4-前2世紀 ギリシア)※ご売約済 素材: テラコッタ サイズ: 高さ 7 幅 14cm 車輪を付けて遊ばれていた玩具。尻尾の先端は欠けているようですが、その他には破損もなく大変コンディションの良い希少品です。胸の穴は紐で牽くためものと思われます。 参考写真は以前にもご紹介した同時代の鳥の玩具。 

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円形切子碗(sold)

円形切子碗(5-7世紀 ササン朝ペルシア) 素材: ガラス サイズ: 高さ 9 直径 11 cm シルクロードを経て中国や日本にももたらされており、当時の東西文化の交渉を示す交易品。長時間の輸送に耐えうるように厚手のガラスで制作されたと考えられています。正倉院に納められていることはご存知の通りです。 本品は円形砥石によって6段の円紋装飾が施されています。表面の風化によりガラス面は見えませんが、光を当てると薄い黄色のガラスであることがわかります。カットが十分に鮮明で割れやヒビのない完品です。

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トート護符 (sold)

トート神護符(紀元前1070-332年 エジプト)※ご売約済 材質: ファイアンス サイズ: 高さ 3.9 cm トキの頭を持ち知恵と時を司る神。死者の書においては書記官としての役割を持ち、アヌビス神が真実の羽と心臓を秤で測るところを記録している姿が描かれます。ヒエログリフやアストラガロイ(動物のくるぶしの骨を使った遊び)を発明し、さらにはタロットカードもトート神が由来とされています。ギリシアではヘルメースと同一視されました。嘴に先端が少し欠けていますが、細部まで表現された良い作です。足の破損個所を金継ぎによって補修しました。 

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パタイコス護符 (sold)

パタイコス護符(紀元前1070-332年 エジプト)※ご売約済 ファイアンス製護符。 パタイコスはメンフィスの創造神プタハの表現系とされ、矮人の姿で表されました。パタイコスというギリシャ風の名前はヘロドトスの著述によるもので、フェニキア人の小人の守護神のことを表していたと言われています。もう一人の矮人の神ベスと共に信仰され、無病息災の守り神としてミイラに副葬されました。 足部分に直しがあったので金継ぎで補修しました。高い台座と低い台座どちらかお選びいただけます。  Size: H 2.6 cm

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ローマのかけら

ご注文・お問合せはこちら ローマのかけら(2-3世紀 ローマ) Size: H 10.4 W 16.5 cm 材質: 大理石 古代ローマの石碑の欠片。VS PHILADES POTI / MVSCA と彫られています。VS(US)は名前の最後(例:ルキウスなど)、PHILADESは氏族名なので、その後のPOTIは家族名と考えて良さそうです。 興味深いのは最後のMVSCAで、「蝿」という意味です。うるさく面倒な人物に対しても使われたようなので、さしずめ「ハエ野郎」といったところでしょうか。ご丁寧に改行されて中央に配置されています。 上辺と右辺の形が整えられているため、石棺に使われた不名誉な碑文の一部と思われますが、あるいは単に美しい落書きかも知れません。  価格: 132,000円(税込)

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