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胸飾(紀元前9-前8世紀 ギリシア)

素材: 青銅

サイズ: 高さ 10.8 幅 23.5cm

ギリシア幾何学様式時代の胸飾り。数年前に見た時から心を掴まれていました。

呪術的な役割を持つと思われる同心円模様が星座のようにいくつかのグループで描かれた幅広の本体部は、2本の曲線によって両脇で鋭い先端に連続しています。女性の子宮のような形状をしていることは、ヒポクラテスが科学としての医学を発展させるよりも300年ほど前にすでにギリシア人が解剖学に関心を持っていた可能性を示しています。

子宮形の飾りを女性の象徴として女性自身が胸から下げていたと考えると、元始、女性は実に太陽であったという一節を思い出さずにはいられません。