羊形三脚容器 (sold)

羊形三脚容器(紀元前9-前8世紀 アムラッシュ)※ご売約済 材質: テラコッタ サイズ: 高さ 11 幅 8cm イラン北部のアムラッシュ文化は南西部のルリスタン文化と並び紀元前1000年紀前半に栄え、その動物意匠が代名詞。本品は3つの羊の頭と足がついた容器。羊の角が一箇所接着修復してあり、さらに一箇所欠けていますが、希少品です。古いラベルが2箇所ついているのでそのままにしてあります。最後の写真は同じくアムラッシュの動物形容器です(ルーヴル美術館)。 

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モザイクタイル (sold)

モザイクタイル(9-11世紀 ビザンツ)※ご売約済 材質: ガラス, 金箔 サイズ: 高さ 2.0 cm ビザンチンのモザイク壁画に使われていたタイル。金箔をガラスの表面に配し、その上から透明なガラスによって溶着されているため、ゴールドサンドイッチガラスと呼ばれています。もちろん観光地や遺跡から私が外して持ってきたわけではありませんので、念の為。 写真1枚目の左から(a)(b)(c)(a)深緑の透明ガラス ※SOLD(b)エンジ色の縞状模様の不透明ガラス(c)青緑の透明ガラス

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腕残欠(sold)

腕残欠(紀元前2-前1世紀 ギリシア) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 7.4 cm 後期ヘレニズムのブロンズ像残欠。肘にかけての筋肉表現は作者の解剖学的な知見を伺わせ、二の腕なしにして力強さを感じます。 全身30-35cm程度の像で、可能性が高いのはヘラクレス、ゼウス、ポセイドンなどの男性神。全ての指が先まで残っており、とても良いコンディションです。 

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折れた翼 (sold)

折れた翼(1-3世紀 ローマ)※ご売約済 材質: 青銅 サイズ: 高さ4.4 幅 9.2 cm ※台座は骨董祭のインスタグラムでご紹介いただいたものから変更してあります。 勝利の女神ニケ(ウィクトリア)の翼。胴体と別の鋳造で作られているため、カケずに根元から外れたようです。骨格表現に加え、風切羽、小翼羽、大中小の雨覆、一つ一つの羽の軸と繊維(羽軸と羽弁)まで表現されており、鳥の翼を解剖学的に観察したことがわかります。しかし実際の鳥の羽の数よりは少なく、鑑賞に最適なように羽のサイズと数を選択したところに作者の表現力があるようです。翼の外側には羽の表現はありませんが、ウブなパティーナが付着しています。 ニケといえばルーヴル美術館のサモトラケの大理石像が名品ですが、同様に翼の外側には羽模様はないようです。話は逸れますが、ルーヴルの階段上に設置されたニケ像の実物は美しい展示方法だと思うのですが、オリジナルの船の台座が高い上にそれをさらに持ち上げているため、見上げる像が遠すぎて彫刻から息遣いが他の大理石像に比べて強く伝わってきません。むしろくぼんだ場所に展示されていれば、強い風に靡くドレーパリーの動きや翼の羽の向き、そして重心などのダイナミズムを鑑賞できただろうに、と少し残念に思いました。この翼の残欠を手に取るたびに、小さくとも間近で鑑賞できる喜びを噛みしめています。

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黒像式陶器片(sold)

黒像式陶器片(紀元前6世紀後期 ギリシア) 材質: テラコッタ サイズ: 高さ 7.5 幅 12.9cm アッティカ製の黒像式陶器片。葡萄酒と酩酊の神ディオニュソスとその足元に半人半獣の精霊サテュロスが描かれています。酒杯キュリクスに大きな眼が二つ描かれた、通称アイカップの破片です。 もっとも近い類品はバイエルン州立古代博物館の同じくアイカップ(写真6,7枚目)、ヴァチカン博物館(写真8枚目)ヴィラジュリア博物館(写真9枚目)にも同モチーフの黒像式キュリクスがあります。絵の優れた陶片は時として完品の陶器よりも評価が高くなることも珍しくありません。

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タナグラ人形(sold)

タナグラ人形(紀元前4-3世紀 ギリシア) 材質: テラコッタ サイズ: 高さ 17 cm 背中を大きく反らして踊る女性の姿はマイナスと考えられます。マイナデス(複)は酩酊の神ディオニソスの女性信奉者で、酒による酩酊・熱狂状態=マニア(マイナスも同じ語源)で乱舞する姿が陶器やレリーフにも残されています。 マイナデスは動物を八つ裂きにするなどの凶暴な行為に及ぶこともありましたが、その様子がワインと水を混ぜる混酒器に描かれるなど、神の力によって起こりうる人間的な行為と捉えられていたようです。我々も泥酔して失敗したら、偉大なるディオニソスの意思なのでと胸を張って言いましょう。 水色やピンクの顔料の微細な痕跡が数カ所ありますが、残っているのはほとんど白い下塗りのみです。4つ程度の大きな破片から修復されています。右手首から先は欠損しており、補遺されたものです。良いコンディションとは言い難いのですが、踊っている姿のものはなかなか手に入りません。

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人頭形垂飾玉(sold)

人頭形垂飾玉(紀元前3-前1世紀 フェニキア) 材質: ガラス サイズ: 高さ 2.1 cm 海上貿易を活発に行っていたフェニキア人達は現在のレバノン、カルタゴを拠点とした北アフリカ沿岸、イベリア半島南端にかけていくつかの都市を築きました。交易にはガラス製品が使われており、主に人頭形垂飾玉、人面トンボ玉、モザイクトンボ玉、コアグラス容器があります。 頭にターバンのようなものを巻きヒゲを生やした男性の顔が一般的で、本品は青・白・黄のガラスによって作られています。紐を通す頭頂のカンの部分は欠損していますが、大きな目と唇でユーモラスな表情。

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海獣形装飾 (sold)

海獣形装飾(3-4世紀 ローマ)※ご売約済 材質: 青銅 サイズ: 高さ 6 幅 9.2cm 獅子の上半身と魚の下半身を持つ海獣。裏が平面になっているため、家具などの調度品あるいは戦闘用馬車などの装飾として対にして付けられていたものだと思われます。波に乗っている様子は雲中菩薩像などの表現に通じるものがあります。尾鰭の部分が欠損していますが、他にあまり類のない希少品です。 

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