ヘルマ形金具(sold)

ヘルマ形金具(1-3世紀ローマ) 材質: 青銅 寸法: 高さ 6.6 cm ヘルマと呼ばれる柱は古代ギリシア初期、神々は道路の側面や交差点、土地の境界に石の山や石柱の形で道祖神のように崇拝されていました。やがてヘルメースとして崇拝を受けるようになり、顔や男性器(ヘルメースは初期ギリシアにおいて豊穣多産を司っていた)が付け加えられたという説があります。ローマ期にもヘルマは受けつがれ、調度品や欄干装飾などにも使われるようになりました。本品は櫃(チェスト)の留め金。頭上の輪が欠損しています。

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鍵の指輪(sold)

鍵の指輪(1-3世紀 ローマ) 材質: 青銅 寸法: 高さ 3.5 cm  内径14.5 x 17.5mm (13号程度) 先にご紹介したヘルマ形金具のついたチェストの錠前などに使われた鍵。 小さいサイズのものがほとんどのため、小指に嵌めて手の内側に隠すように着用したのではないかと思われます。リング部分の磨耗から頻繁に着脱した痕跡が見られます。 

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女神像(sold)

女神像(紀元前1-後1世紀 エジプト・ローマ) 材質: テラコッタ 寸法: 高さ 6 cm おそらくエジプトのファイユームで製作されたローマ初期の陶器人形。ダイアデム(王冠)を被っていることからゼウスの妻であるへーラー(ユーノー)神と思われます。

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男性像残欠(sold)

男性像残欠(紀元前4-後3世紀 イタリア) 材質: 青銅 寸法: 高さ 6.5 cm 男性像。何も身につけておらず、人物を特定することはできませんが、槍を持っていそうな腕の高さです。ローマ期の可能性が高そうですが、エトルリアの戦士像かも知れません。参考画像:エトルリア戦士像(紀元前4世紀頃) 

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ファスキヌス (sold)

ファスキヌス(1-3世紀 ローマ) 材質: 青銅 寸法: 幅 2.8cm もう一点、テルマエ・ロマエネタです。作中では「ティンティナブラム」として出てきますが、本来は鈴のついたお守りのことを指すようです。1個あるいは複数の男性器の先端に鈴がぶら下がっているティンティナブラムはあるのですが、男性器の護符がティンティナブラムというのは誤りではないかと思われます。 さて、男性器の護符については以前金の指輪でご紹介しましたが、古代においては性的エネルギー、すなわち繁殖の力は邪悪なものを退けるほど偉大であり、病や災いを打ち祓うものとして信じられていました。子供の死亡率はとても高く、子供にも呪術的な御守りとして男性器のモチーフを身に着けさせていたようです。 

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デナリウス銀貨(sold)

デナリウス銀貨(ハドリアヌス帝 117-138年 ローマ) 材質: 銀 寸法: 高さ 1.7 cm 五賢帝のひとり、ハドリアヌス帝。国境の安定化や防衛力の整備によって帝国内の平和を目指したとされます。「旅する皇帝」と呼ばれるほどローマ属州を巡察し、ハドリアヌス帝が訪れた地を表す「トラベルシリーズ」というコインはコレクターアイテムになっています。本品はローマ本国で発行されたものです。 表:ハドリアヌスのポートレートHADRIANVS AVG COS III P Pの銘裏:枝を持った勝利の女神ヴィクトリアVICTORIA AVGの銘 

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Tableaux de la vie de N.-S. Jésus-Christ

Tableaux de la vie de N.-S. Jésus-Christ「キリストの生涯」(1844年 ベルギー) 材質: 紙 寸法: 高さ 28.2 幅 22cm ルーアンの古書店で探してもらって出てきた本です。キリストの生涯を24章で綴ってあり、各章は銅版画から始まります。版画の上には薄紙が付いており、挿絵にも聖書の題材が数多く使われています。 小口が金で仕上げられています。本を守るためだそうですが、まだ電気がなかった時代、この金の面は薄暗い部屋の中で光を放ち、神々しく人の目に映ったことと思います。皮表紙の外縁に細い金の線が2本、開いた内側にも3本施されています。表紙に擦れはありますが、特に大きなダメージなどない、良いコンディションです。 古い本を開くとき楽しみなのは表紙の裏側(扉)と以前書きましたが、この本にはジョルジェッタという少女に贈られた時の美しい手記が残っています。 1850年6月19日聖体拝領の日愛する祖母の思い出に

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キュベレー(sold)

キュベレー(?)(紀元前3-前2世紀 ギリシア) 材質: 大理石 寸法: 高さ 8.6 cm 大理石の女性像残欠。ポロスと呼ばれる背の高い冠を被っていることからキュベレーと考えられます。キュベレーは元来アナトリアの地母神ですが、古代ギリシアにおいては神々の母である大地母神レイア(ゼウス、ポセイドン、ハデスらの母)、ヘーラー、豊穣神デメーテルと同一視され、アテネをはじめとした都市で守護神として崇拝されました。

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