キュベレー(?)(紀元前3-前2世紀 ギリシア)

材質: 大理石

寸法: 高さ 8.6 cm

大理石の女性像残欠。ポロスと呼ばれる背の高い冠を被っていることからキュベレーと考えられます。キュベレーは元来アナトリアの地母神ですが、古代ギリシアにおいては神々の母である大地母神レイア(ゼウス、ポセイドン、ハデスらの母)、ヘーラー、豊穣神デメーテルと同一視され、アテネをはじめとした都市で守護神として崇拝されました。