ストリギル(sold)

ストリギル / ストレンギス(1-2世紀 ローマ) 材質: 銀 サイズ: 渡り 25 cm アスリートの体に付着した砂や垢を掻き落とすヘラ。香油壜(アリュバロス)とともに、競技者の清潔を保つために必要不可欠な道具でした。競技者だけでなく、浴場で女性にも使われていたようです。 道具といえどこの曲線を見ると、さすがはギリシア人が考案したものと感心します。全裸の男がストリギルだけを持って立つ姿は人の心を捉えたことでしょう。大きな彫像(優勝者を写したもの)やギリシア陶器にその様子が遺されています。石棺にもストリギル模様が使われるほど、アスリートを象徴する道具でした。 海上がりのため礁が付着しています。点描によって把手に蔦の葉、鉤爪部分に植物紋が描かれています。ストリギルの中でも素材・形状・装飾・コンディション、全てにおいて稀なアイテムです。 黄味がかっているので青銅なのではと思いましたが、銀が海水で変質したものということでしたので、専門家の鑑定を尊重します。確かに他の青銅の例とはかなり印象が異なります。 

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アスリート像(sold)

アスリート像(1-3世紀 ローマ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 12 cm おそらく競技会で勝利した人物のために作られたもの。少し後ろにのけぞって低い位置で腕を広げ挑発するようなポーズをとっています。尖ったお尻も特徴的。ほぼ線のみで描かれた表情は明らかに微笑んでおり、勝利を達成した喜びを表しているのでしょう。 コントラポストがとられ、ギリシア期の小像を模しているものの、自然な肉体表現を目指さず、嗜好品として幾分大げさな表現を用いる事の多かったローマ彫像の特徴が伺えます。微笑みから伝わってくる幸福感がなんともユーモラスな像です。にっこり。 価格: 165,000円(税込)

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ガニュメデスの誘拐(sold)

ガニュメデスの誘拐(1-2世紀 ローマ) 材質: 骨あるいは角 サイズ: 高さ 8.3 cm トロイアの美少年ガニュメーデス。その美しさに恋をしたゼウスが鷲の姿になって誘拐し、永遠の若さと不死を与えたというギリシア神話は、古代・中世の芸術家たちの心を捉え、作品に取り入れられました。 古代の小さな骨の彫像は、技術や強度の都合上、腕などがぴったり体と一体化していたり、細部の表現が簡略化されるのが一般的ですが、本像は腕・足元・鷲の足元に隙間が空いているなど、作者の優れた彫刻表現技術が伺えます。 写真では伝わりにくいですが、バレエの4番のポジションのように足を交差してつま先で立っている姿、通常この題材で使われることのないヘラクレスの棍棒(おそらく天界の給仕へーベーがヘラクレスの妻となったことによりその後任にガニュメデスが選ばれた事を関連付けている)を支柱に加えている点から作者の独創性を感じさせます。 鷲の嘴、土台部分にわずかな欠けはありますが、そのほかに欠損や補習はありません。題材、素材、コンディションの観点で極々希少品です。参考写真は大英博物館のローマ大理石像。 

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ローマングラス(sold)

ローマングラス(3-4世紀 地中海東岸) 材質: ガラス サイズ: 高さ 10 cm 透明のガラス製香水瓶。上部は漏斗状で口縁部が外側に折りたたまれています。正確な円形のため、整形するための器具があったようです。 下部は球根のような形状で、側面に9箇所のリブ、底面は球根から生えた根のように11箇所の小さな突起がついています。 上部と下部は別々につなげられたか、あるいはピンチでつままれたのか、横隔膜のような隔壁ができており、中央の小さな穴で繋がっています。実験はしていませんが、液体をふりかけるのにちょうど良い量を調整する機能があったようです。 全体的に銀色に銀化しています。大変良いコンディションです。

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キュアティスコメレ(sold)

キュアティスコメレ(2-3世紀 ローマ) 材質: 青銅・銀 サイズ: 高さ 17.8 cm 螺旋状に銀の象嵌が施された医療用の薬匙。計量、撹拌、薬剤塗布の他、剥離子としても使われたそうです。 繊細な装飾や形状が洗練されているのはお分かり頂けると思いますが、道具としては手取りも大事な要素。後ろの先端がオリーブの種のように膨らんでいるのは視覚的な効果を狙っただけではなく、実はバランスを取るためのものであることが分かります。その前がわずかに細くなっているのは、センスという言葉で片付けてしまうには惜しい造形です。 なお、銀の象嵌が施されているものは極希少品です。 ※健康上の安全に責任を持てませんので、観賞用としての販売です。 

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クピードー/ エロス(sold)

クピードー/ エロス(1-3世紀 ローマ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 3.5 cm 楽器を奏でるクピードー。時代から考えるとリラ(竪琴に近い撥弦楽器)なのですが、ほとんどギターのように長いネックとなっています。 何かのアタッチメントのような形状をしています。楽器の先端に付いていたものでは、というのは私の想像です。右側の翼が欠けています。

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パルメット装飾(sold)

パルメット装飾(1-3世紀 ローマ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 10 幅 8.5cm チャリオット(戦闘馬車)あるいは家具に装着されていた飾り。 パルメット(椰子をモチーフにした装飾様式)の中心には獅子の顔が立体的に表現されています。右側は破損していると思われますが、削ったような跡はありません。 葉の曲面、蔓の曲線、頂点の花、獅子。全ての要素が高い水準で調和しています。ローマ装飾、あるいは彫像も含めた中でも、優れた作と言って良いと思います。 

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狼形把手(sold)

狼形把手(紀元前2-2世紀 エジプト/パルティア/ローマ) 材質: 骨、青銅 サイズ: 幅 11.5cm 狼の骨彫。動物の角の可能性もありそうです。固定するための2本のピンと、口元に青銅製の環が残っていることから短刀の把手と考えられます。 ローマ支配下のエジプト、パルティアで同様の骨製把手が見つかっています。状態の良い骨彫自体稀少ですが、狼の例はほとんどないと思われます。

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ゲームピース(sold)

ゲームピース(1-6世紀 ローマ・ビザンツ) 材質: ガラス、骨、青銅 サイズ: 0.7 – 2.2 cm ゲームの駒、サイコロ、アストラガロスのセット。アストラガロスは羊のくるぶしの骨を使ったサイコロのような遊びで、ギリシア神話ではパラメーデースがトロイ戦争中にギリシア人に教えたとされ、エジプト神話ではトート神が発明したという説があります。骨製以外にも青銅、石、ガラスで作られました。

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ローマングラス(sold)

ローマングラス(1-2世紀 ローマ) 材質: ガラス サイズ: 高さ 9 cm 萎んだ形状の香油壜。おそらく鉄の棒のようなもので凹ませたのでしょうが、減圧によって作られたかのような不規則なしぼみ方をしています。そのため角度を変えると歪んだ立ち姿になったり、いくつもの表情があります。不完全さを好むという嗜好がローマ人にもあったのでしょうか。じっとみていると人に見えてきてしまうかもしれません。 同時代には同じ方法を使ったカップも作られていました。わざわざ容積を少なくするような波打った形状にしたのは、液体を入れた時に美しく見えるための仕掛けだった可能性もありそうですが、本品は内側が銀化しているため水を入れることはできません。 

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