エンコルピオン(sold)

エンコルピオン(10-11世紀 ビザンツ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 11 幅 5.5cm 聖遺物十字架は、ビザンチン帝国とその後の正教会文化で聖遺物(聖人の骨や身体の一部)を入れるのに使われました。 線刻のものを今までにいくつかご紹介しましたが、本品は線刻に加えて立体的に鋳造されています。 表側は磔刑のキリストと両側に聖ヨハネ、聖母マリアが描かれています。キリストはコロビウムという袖なしの衣を身につけています。頭上に月と太陽、腕の下にIC XC(イエス・ハリストス)の文字。裏側は聖母マリアが手を挙げたオランス(祈りのポーズ)で立っています。上下左右に4人の福音書記者マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネがイニシャルと共に描かれています。いたってシンプルな線で描かれていますが、それぞれの衣服の違いが表現されています。福音書記者が持っているゴスペル(福音書)にも指が描かれているのも芸が細かいです。 白い背景の参考画像はメトロポリタン美術館所蔵品。これと比べても遜色なく、より様式化した図像で状態もよいです。青銅の聖遺物十字架としては最高ランクと言っても差し支えないと思います。 

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フォリス銅貨(sold)

フォリス銅貨(330-354年 ローマ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 1.8 cm コンスタンティヌス大帝とその息子たちは、大帝が自らの名前を付して建設した新都市コンスタンチノープルとローマ市を記念するコインを発行し、両都市が同位であることと、帝国におけるコンスタンチノープルの重要性を象徴しました。 表: 兜をかぶった女神ローマ。 裏: 2つの星と母なる狼の乳を吸う双子のロームルスとレムス。シスキア(現在のクロアチア、シサク)発行のミントマーク。

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手残欠(sold)

手残欠(1-2世紀 ローマ) 材質: 大理石 サイズ: 高さ 6 幅 13cm 鳥を掴んだ子供の手。 古代ローマでは現代にくらべて子供の死亡率はとても高く、乳幼児で30%、1-10歳で5%前後だったと言われています。我が子の死を悼み、生前の遊ぶ姿の彫像を石棺の上に作った例が残されています。 本品は子供が鳥を捕まえて遊ぶ様子で、下部の突起は石棺の蓋に嵌め込むようになっていたのではないかと思われます。鳥は片脚が彫刻されている他、羽毛の表現があります。 参考画像: アストラガロイ(動物の踝の骨)で遊ぶ子供の石棺彫像。

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鳥形化粧用具(sold)

鳥形化粧用具(4-5世紀 ローマ・ビザンツ) 材質: 青銅 サイズ: 高さ 18 cm 女性の化粧に使われていたピン。先端に鳥と輪が付いています。輪に指を入れて持ち、鳥形のほうで化粧していたようです。 嘴でアイライナーを書き、平たい尾の方では口紅を塗ったのではないかと想像されます。なんとも遊び心に溢れた道具です。 ほとんど曲がりがない大変良いコンディション。

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アルテミス/ディアナ(sold)

アルテミス/ディアナ(紀元前1-1世紀 ローマ) 材質: 大理石 サイズ: 高さ 15 cm 後期ヘレニズムのアルテミス大理石彫像。瞳は入っておらず、ローマよりもギリシア彫像と言える作風です。神のウェーブも細かく表現されています。どこを見ても表現に破綻しているところがなく、優れた作品だと思います。 アルテミスは双生児の兄アポロンと同様、弓を得意とした狩人であると同時に、しなやかな若い乙女の姿をした純潔の処女神。頭にディアデム(冠)が装着されていた孔があります。 表面は必要最低限にしかクリーニングされておらず、とても自然なコンディションです。大きさも十分にあります。まとめられた髪の側面が欠損しているほか、首の裏側に小さな破損があり、破片を接着してあります。

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聖人像残欠(sold)

聖人像残欠(15-16世紀 フランス) 材質: 石灰岩 サイズ: 高さ 33 cm 石灰岩の彫刻残欠。肩から手先の部分。小指には指輪がはめられています。130-140cmほどの全身彫刻の一部で、ルーアンで仕入れたもので、カトリック教会建築に使われていた聖人像と思われます。裏側には固定していた穴と二枚貝の化石があります。 

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