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婦人像頭部(紀元前3-1世紀 パルティア)

材質: 青銅(?)

サイズ: 高さ 5.5 cm

シリアで出土した婦人像。古代よりメソポタミアでは彫像の眼に石を象嵌することが一般的で、その芸術的手法はヘレニズム期にも引き継がれていました。西からのギリシア・ローマ様式が多く表現されるようになっても眼の象嵌はしばしば用いられ、東西の折衷様式が生まれました。

この婦人像は髪型・冠ともにギリシア的ですが、表情は東洋的です。表面の錆状況や変形具合から、火災に遭ったものではないかと思われます。左側の髪の毛に指のような物が2,3本残っているため、髪を搔き上げるアフロディーテ像かも知れません。

表情は異なりますが、石黒コレクション「古く美しきもの」にもパルティアの折衷様式の婦人像が掲載されています。

価格: 77,000円(税込)