腕残欠(1-3世紀 ローマ)
材質: 青銅
寸法: 幅 6cm
何かを持った左腕。接合部から考えると、上に振り上げていたようです。通常神像が振り上げているのは利き手である右手で、左腕を上げている例は、右手にフィアーレを持った献酒のポーズ以外にはあまりありません。
ただし、ユピテル(ゼウス)だけが多くの場合、右手に雷霆を持ち、左手を振り上げています。左手にはアトリビュートである錫杖を持っているのですが、ほとんどの場合錫杖は折れて失われています。この左腕もその例の可能性が高そうです。









腕残欠(1-3世紀 ローマ)
材質: 青銅
寸法: 幅 6cm
何かを持った左腕。接合部から考えると、上に振り上げていたようです。通常神像が振り上げているのは利き手である右手で、左腕を上げている例は、右手にフィアーレを持った献酒のポーズ以外にはあまりありません。
ただし、ユピテル(ゼウス)だけが多くの場合、右手に雷霆を持ち、左手を振り上げています。左手にはアトリビュートである錫杖を持っているのですが、ほとんどの場合錫杖は折れて失われています。この左腕もその例の可能性が高そうです。