豹鹿形鏡(紀元前6-5世紀 黒海北岸)

材質: 青銅

サイズ: 高さ 33.6 cm

オルビアタイプの青銅鏡。柄の根元に大角の鹿、先端に豹が象られています。他の鏡よりもひと回りかふた回り大きく、厚みがあります。スキタイの青銅鏡としては最高峰。興味深いのは鹿と豹が逆さまに配置されている点で、祭祀において鏡を回転する儀式が含まれていた事を伺わせます。