メデューサのメダリオン(1-3世紀 ローマ)

材質: 青銅

サイズ: 高さ 7.5 幅 7.3cm

重厚感のある大きなメデューサ(ゴルゴン)のメダリオン。鎧の胸に装着していたものです。装着用に上下左右に計4箇所の穴が空いています。傷として強調するために割れを金継ぎによって補修しました。 

メデューサ(ゴルゴン)のメダリオンはアテナ像やアレクサンドロス3世(大王)のモザイク画でも見つけることができます。相手を石のように固まらせる呪いの意味があったのでしょう。実際、戦闘の最中に目を奪われて隙ができたかもしれません。メデューサは髪の毛が蛇というイメージが強いですが、ギリシア・ローマ期では頭に翼が生えているのが一般的で、髪の毛が蛇で表されることはあまりありません。

Price: 55,000 yen + TAX