フィブラ(紀元前6世紀頃 エトルリア)

材質: 青銅

サイズ: 高さ 4.1 幅 10.2cm

蛭(ヒル)形と呼ばれるエトルリアのフィブラ。ブローチのように使われていたもので、幾何学模様が線刻されています。上部の孔は製造上のもので、冷却する際に空気を取り入れる(孔がないと冷えた時に空気の体積が減って内側に潰れてしまう)ものですが、中に鉛が充填されているのでその注ぎ口でもあったようです。

ローマ期以降では小さなフィブラもたくさんあるのですが、この頃のフィブラは大型で重いものがほとんどで、おそらくマントなどの衣服を安定させるために重さが必要だったためと思われます。