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ハトホル(紀元前1186–600年 エジプト新王国ー末期王朝)
材質: 青銅
寸法: 高さ 7 cm
おそらく祭祀用の楽器、シストゥルム(ガラガラのような楽器)の把手部分。本品のように女神ハトホルが把手に配置されるのが一般的。ハトホルは様々な役割を持った女神で、天空神ホルスと太陽神ラーの母または配偶者であり、神の代行者であるファラオの象徴的な母とされました。しばしば牛の姿で描かれ、本品のように女性の姿で表される時には牛の耳を持っています。慈愛、音楽、踊り、喜び、性を司り、神に捧げる音楽を奏でるシストゥルムには必要不可欠な要素だったのでしょう。
参考画像:大英博物館所蔵品
価格: 275,000 円(税込)


