鹿形額装飾(紀元前4世紀頃 黒海沿岸)

材質: 青銅

サイズ: 高さ 13.5 幅 4.5cm

龍のように立ち上がる鹿が線刻によって描かれた装飾板。馬の額・眉間に装着されていたものです。

S字形の体を軸に、顔と前脚が逆側に配置されている事によって躍動感が与えられています。太い一対の角の両脇には、キザな長い前髪と翼が生えた耳が表現されています。長方形のキャンバスに隙間なく描いたような構図から高度なデザイン性を感じさせます。