円形獣飾板(紀元前6-4世紀 中央アジア-黒海沿岸)

材質: 青銅

サイズ: 横 5.5cm

丸くなった獣のレリーフは、初期遊牧民時代のスキタイ動物様式における最古の図像の一つ。古代ユーラシア遊牧民の哲学において極めて重要な意味を持つ表意文字であったと考えられています。このタイプの装飾品は主に馬の胸の装飾品として使われていたようです。ピョートル大帝のシベリアコレクション(エルミタージュ美術館蔵)が有名。

基本的にネコ科の猛獣がモチーフにされるのですが、背中に小さな翼のようなものが象られているのでグリフォンの可能性が高そうです。ハウンドのような犬に似にも見えます。力強さというより均整のとれた優美な表現はギリシアの影響を受けたものかも知れません。極希少品。