香油壜(紀元前4-1世紀 ギリシア)

材質: テラコッタ

サイズ: 高さ 30 cm

ヘレニズム期の糸巻きのような形状をした香油壜。ローマングラスの香油壜にとって代わるまでの工芸品。

この不安定な形状がどうして好まれたのか不思議ですが、ワイン輸送用のアンフォラの先端が尖っているように、立体格子状に組んで、割れるのを防ぐとともに大量に輸送するための形状でないかと想像します。あるいはアリアドネが糸巻きでミノタウロスの迷宮から脱出した神話に基づいたものでしょうか。 
底部にカケがありますが、修復などはありません。