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エフェソスのアルテミス(紀元前3-後3世紀 イオニア)
材質: 大理石
サイズ: 高さ 8 幅 6.5cm
ネコ(あるいはライオン)を両脇に従えたアルテミス。キュベレー(大地母神)の特徴である高い冠を被っています。胴体には牛と思われるレリーフが6つほどついています。乳房(実際は牛の睾丸であると考えられている)が無数についた姿でエフェソスで祀られていた例はご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
世界7大ミステリーの一つであるエフェソスのアルテミス神殿に祀られた大地母神キュベレーの姿で表されたもので、次第に鹿を従えた狩猟と純潔の女神に置き換わっていくのですが、本レリーフにはそれを裏付けるように弓と矢が描かれています。希少かつ重要な例です。
2匹の猫からは「動物の主人」としての性格が現れていると言えます。
『グレートマザーは人間のみでなくすべての動物の母である。野性的な衝動と本能に支配された存在であることが表されている。』ーE.ノイマン
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